2025年12月

第59怪『日曜の昼下がり/“一素茶庵”』

日曜は寝坊することに決めている。 南側にある窓から差し込む日差しが、 ぐるりと部屋の中を回り込むまで 目を開けないでいるのだ。 すると突然に身体がズンと重くなる。 2歳になる娘が布団の上に乗ってくるからだ。 逆光の中の小さな身体に布団を剥がされ、 笑い声とともに冬の冷気を感じる。 久々の休日だから、 […]